カスタマイズされたGRスープラが続々
東京オートサロン2020が目前となったが、注目車種はやはりGRスープラだろう。2019年5月に発表され熱い視線が集まったが、チューニングブランドやエアロブランドからも多くのラブコールが寄せられており、東京オートサロンの会場でもカスタマイズされた車両が多数お披露目される予定だ。
それに先立ち2019年に開催されたSEMAショーでは、バッチリとカスタマイズされたGRスープラが発表されていた。ここでは、海外でも高い人気のブランドである「アーティシャンスピリッツ」の新作エアロをまとった車両を紹介していこう。
MOTON SUSPENSION
サスペンションブランド「MOTON」のブースに展示されたのは、カナダのチューナー、YUME SPORTSが仕立てたGRスープラ。リップやサイドスカートなどにカーボンを使ったアーティシャンスピリッツのエアロキットによってボディメイクしつつ、ボンネットやサイドに入れられたグラフィックでスポーティさをプラスしている。カーボンリップに加えてアンダーディフューザーやGTウイングも追加された、刺激的な1台だ。
MAXXIS TIRES
タイヤブランド「MAXXIS」にもGRスープラを発見。こちらはHKS USAのプロデュースする1台。ホイールはアメリカの鍛造ホイールブランド「TITAN7」が収まり、クールな装い。アーティシャンスピリッツのタイトなエアロとよくマッチングしている。
GReddy/EVASSIVE MOTORSPORT
「グレッディ」と「エヴァッシブモータースポーツ」がコラボしたGRスープラは、オールブラックのシックな仕立て。エヴァッシブは、日本人ドライバー吉原大二郎(アメリカではDai Yoshihara名義)とともにGT86でグローバルタイムアタック/スーパーバトルに参戦しているショップ。レイズの57CRとのマッチングもいい。
WHITELINE
BEST GR Supraアワードの第2位に選ばれたのが、サスペンションアームなどをプロデュースするブランド「WHITELINE」のデモカー。アーティシャンスピリッツのエアロをタイトにまといつつ、ボトム回りのカーボンとボディのグラフィックをモノトーンに揃えることで、インパクトのあるクルマに仕上がっている。ホイールはアドバンレーシングGT、車高調はKWのプロトタイプという。
デリバリーがまだあまり進んでいない日本だが、発表から半年で多くのカスタマイズ車両が揃ったSEMAショー。オートサロン2020でもカッコよく仕上がったGRスープラのデモカーが登場することだろう。MOTAでもたっぷりとお届けしていくので、楽しみしてほしい。
[写真協力/アーティシャンスピリッツ]
http://www.artisanspirits.co.jp/
TEL.048-422-4841