神奈川の首長ら賀詞交換会 危機意識を共有

神奈川県内の首長や自治体議会の議長らが集って行われた、県主催の賀詞交換会=横浜市中区

 神奈川県内の首長や自治体議会の議長らが集う県主催の賀詞交換会が8日、横浜市中区で開かれ、約100人が出席した。

 黒岩祐治知事は各地に大きな被害をもたらした昨年の台風に触れ、「こうした巨大な台風が毎年襲ってきてもおかしくない」と指摘。「昨年の対応をしっかり検証し、危機意識や情報を県と市町村で共有していくことが今年の大きな課題の一つ」と述べた。

 県町村会の冨田幸宏会長(湯河原町長)も台風の教訓として「臨場感を持った県と市町村との連携が間違いなく必要」と語り、災害対策の強化を呼び掛けた。

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