平和教育、次世代へ 県遺族連合会、「青年部活動基金」協力を

 戦没者遺族らでつくる県遺族連合会(関谷忠会長)は、平和教育などの活動を次世代につなげようと設立した「青年部活動基金」への寄付集めに力を入れている。会員の高齢化で活動継続が課題となる中、基金を財源に青年部会員を対象にした戦争や平和教育についての研修を計画。今年は戦後75年の節目でもあり、同連合会は「次世代が活動を担えるよう、県民に協力をお願いしたい」と呼び掛けている。

© 株式会社宮崎日日新聞社