元補欠たちが高校野球の魅力を存分に伝える新イベント 「補欠のミカタ」開催

「補欠のミカタ ~野球部補欠会議2020~」が開催

元DeNA小林氏や松山商OBの矢野氏も参加、高校野球現役監督によるトークショーも

 野球経験者の大多数が一度は味わったことのある「補欠」というポジション。一般的にはあまりいいイメージがないポジションかもしれないが、レギュラーを目指し、縁の下の力持ちとしてチームを支える「補欠」が持つ力に光を当てたトークイベントが誕生する。1月26日に東京・八王子で開催される「補欠のミカタ ~野球部補欠会議2020~」だ。

 レギュラーだけではなく、影の功労者とも言える控え選手の存在は、高校野球ではチームワークや結束力を高める大きな力となっている。傍から見れば、不遇とも言えるポジションを経験し、その逆境を乗り越えた者だけが得る強さ、自分より優れた者を認め、自分の役割や立場を理解しながら日々全力で戦う姿勢は、社会に出た時に求められる人間力にも繋がる。

 このイベントでは、現役の補欠たちが胸を張って「補欠です」と言えるよう、元補欠たちが集まって高校野球の魅力を語り、伝えようというもの。元DeNAの小林公太氏、元オリックスの戸田亮氏、松山商時代に奇跡のバックホームで沸かせた矢野勝嗣氏、スポーツライターの元永知宏氏がゲストとして参加。また、山梨学院、帝京三を率いる現役2監督によるトークショーも行われる予定だ。MCは元独立リーガーの杉浦双亮、野球審判員の資格も持つ東郷淳が務める。イベントは無料。

 詳細は下記の通り。

『補欠のミカタ ~野球部補欠会議2020~』
開催日時:2020年1月26日(日)開場12:30/開演13:30/終演16:00(予定)
会場:日本工学院八王子専門学校 片柳研究所地下大ホール
入場料:無料
参加方法:「一般社団法人 応援プロジェクト」の公式サイトから要事前エントリー(Full-Count編集部)

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