女優・塩田みうさんが一日通信指令官

模擬110番に応対する塩田さん=長崎県警通信指令室

 1月10日は「110番の日」。長崎県内各地で啓発イベントなどがあり、110番や警察業務、不審者からの身の守り方について対応などを学んだ。

 長崎県警本部では長崎市出身の女優、塩田みうさん(20)が「一日通信指令官」を務め、110番の適切な使用を呼び掛けた。
 昨年の県警の110番受理数は7万4922件(前年比1498件減)。このうち、間違い、いたずら電話などを除いて県警が対応したのは5万8037件(同159件減)だった。
 通信指令室で、塩田さんは模擬110番に対応。「事件ですか、事故ですか」と尋ね、「長崎駅前で交通事故発生」と、通報を受けて所轄署につなぐまでを体験した。「110番をかけるときは落ち着いて伝えることが大切。間違い電話やいたずら電話がなくなってほしい」と話した。

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