メクル 第426号 車いすバスケ挑戦 大村小5年

車いすバスケットに挑戦する児童=大村市立大村小

 大村市玖島(くしま)1丁目の市立大村小(丹野平三(たんのへいぞう)校長)でこのほど、車いすバスケットボールの選手を招(まね)いた授業(じゅぎょう)があり、5年生87人が車いすの操作(そうさ)や試合を体験しました。
 5年生は総合的(そうごうてき)な学習の時間を利用して、障害(しょうがい)のある人たちが取り組むスポーツについて学んでいます。この日は県内外のチームに所属(しょぞく)する選手11人が講師(こうし)を務(つと)めました。
 車輪が“ハの字”に付いていることやブレーキがないことなど、競技(きょうぎ)用の車いすについて説明を受けた後、選手たちの試合を見学。激(はげ)しいぶつかり合いやスピード感のある試合に、児童からは歓声(かんせい)が上がっていました。
 子どもたちは実際(じっさい)に車いすに乗って試合も体験。ボールの扱(あつか)い方や体の動かし方に苦戦しながら、一生懸命(いっしょうけんめい)パスをつないだりシュートを打ったりしていました。
 試合を体験した坂田杏輝(さかたこうき)君(11)は「パスをするのが難(むずか)しくて、1回試合をしただけで疲れた」と話しました。

© 株式会社長崎新聞社