往年のブラック&ゴールド復活。ロータスF1をイメージしたエキシージ限定車が登場

 ロータスカーズ日本正規輸入総代理店のエルシーアイは1月10日、ロータス・エキシージ スポーツ350をベースとし、F1で通算5度の王座に輝いたチーム・ロータスをイメージさせる限定車『エキシージ スポーツ350・GP EDITION(GPエディション)』を東京オートサロン2020で公開した。

 ロータスのロータスたる由縁でもある“ライトウエイト”という特徴を究極まで追い求めたエキシージ スポーツ350は、同社のエリーゼ/エキシージの軽量押し出しアルミフレーム構造を継承しつつ、さらに空力性能を高めた軽量コンポジットボディを採用したスポーツモデル。

 ドライバーの真後ろに搭載されるのは、最高350馬力を発揮する3.5リッターのV6スーパーチャージャー付きエンジンだ。このパワートレインは軽量化されたエキシージ・スポーツ350を、わずか3.9秒で時速100kmまで到達させる。

 そんなエキシージ スポーツ350に、ロータスファンやF1ファンにはおなじみのブラック&ゴールドのカラーリングと、カーボン素材で構成される特別パーツを装備した限定車が登場した。

 GPエディションと名付けられたこのマシンのカラーリングは、往年の『チーム・ロータス』を象徴する“JPSカラー”がイメージされたものだ。カラーはゴールドメタリック入りの『モータースポーツブラック』のみ。同カラーは通常モデルでは選択できないため、GPエディションのために用意された特別なもの。

光が当たるとブラックカラーの中にわずかにゴールドが入っていることがわかる
ロータス・エキシージ・スポーツ350 GPエディション/サイドビュー
エキシージ・スポーツ350 GPエディションのリヤビュー。ハードトップはカーボン素材だ

 エクステリアではこの他、カーボン・フロントスプリッターやカーボン・フロントアクセスパネル、カーボン・ハードトップが標準で採用され、足元はブラックの軽量鍛造アルミホイールで引き締められている。

 この総ブラックなボディに、ハードトップやリヤウイング・アップライト、給油口などがGPエディション専用装備となり、ゴールドの特別ハイライトペイントが施される。

ゴールドカラーのリヤウイング・アップライト
ゴールドカラーにされた給油口
ブラックの軽量鍛造アルミホイール

 インテリアにおいては、通常モデルでは有料オプションとなるアルカンターラパック、アルカンターラステアリングホイールやカーボンスポーツシートが標準採用され、こちらもGPエディションのために用意されたゴールドのインテリアカラーパックなどが組み合わされる。

 また、快適装備もフロアマットやエアコン、クラリオン製のオーディオ&2スピーカーが標準で搭載された。

ステアリングにもアルカンターラが使用され、シフト周りもゴールドとなったコックピット
ゴールドのロータスロゴが配置されたたカーボンスポーツシート

 往年のF1ファン他、ロータスファンには見逃せない仕様となっているロータス・エキシージ スポーツ350・GPエディションの販売台数は日本国内限定20台、価格は1133万円(税込)となっている。

■ロータス・エキシージ スポーツ350・GPエディション 特別装備一覧

エキシージ・スポーツ350ベース
20台限定販売&特別エクステリア&インテリア
・モータースポーツブラック特別ペイント
・カーボンフロントスプリッター
・カーボンフロントアクセスパネル
・カーボンハードトップ
・Mars Gold 特別ハイライトペイント
(フロントアクセスパネル/ハードトップ/フューエルリッド/リヤウイングアップライト)
・ゴールド LOTUS/EXIGE SPORT 350ロゴデカール(リヤパネル部)
・ブラック軽量鍛造アルミホイール
・アルカンターラパック
・アルカンターラステアリングホイール
・カーボンスポーツシート
・ゴールドインテリアカラーパック
・ゴールドステッチ&ゴールドローレルリース
・GPエディション特別プレート
・フロアマット
・エアコンディショニングユニット
・クラリオン製 CD MP3 WMA オーディオ&2スピーカー

チーム・ロータスがF1で13度のタイトルを獲得したことを記念するロゴ
助手席側に配置されたエキシージ・スポーツ350 GPエディションのプレート
助手席側から見た室内。ブラック×ゴールドが良い味を出している
リヤバンパー右側にも専用ロゴが配置される

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