〝なでしこ〟の技を伝授 横須賀でサッカーフェスタ

大島選手(中央)とドリブルしながら体をほぐす子どもたち=横須賀リーフスタジアム

 県内の女子小学生サッカー選手が技術を高め、交流も深める「なでしこサッカーフェスタ」が11日、横須賀リーフスタジアム(横須賀市佐原)で開かれた。サッカー女子プレナスなでしこリーグ2部に所属するニッパツ横浜FCシーガルズの2選手が直接、指導した。

 フェスタは横須賀サッカー協会が主催し、一般財団法人シティサポートよこすかなどが協力。6回目の今回は44チームから約200人が参加し、ニッパツ横浜FCシーガルズの大島瑞稀、宮下七海の両選手が指導役を務めた。

 開会式で、同協会の相澤富雄会長は「サッカーは1人ではできない。いつも心にリスペクト(敬意)を」と呼び掛けた。

 参加者は2学年ごとに分かれ、全員で一斉にドリブルする「全員ドリブル」などで体と気持ちをほぐした。普段は違うチームに所属する子どもたちだが、練習を共にする中で打ち解け、両選手からの「その調子」「もっと走って!」などの声援を背に、笑顔でボールを追い掛けていた。

 会場にはクレープのキッチンカーも出店し、子どもたちは休憩中に仲良く頰張っていた。

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