長崎県チーム チームの仕上がり上々 中盤のつなぎ鍵 都道府県対抗女子駅伝

 2年ぶりの入賞を目指す長崎県チームは9日に京都入りして、コース試走など最終調整をしてきた。チームの仕上がりは上々で、長崎陸協の釜元長距離強化部長(長崎女高教)は「それぞれが力通りの走りをしてうまくはまれば、上位争いにも絡めそう」と手応えを口にする。
 オーダーは予定通り。1区廣中(日本郵政グループ)、2区森(積水化学)の好調な実業団勢で先行する構えだ。上位入賞への鍵は、3区以降の中学生と諫早高勢、初の県代表となった福岡大3年の井手が、流れをどれだけつなげるか。中高生と井手は年末年始の合宿で一体感を高めてきただけに、その成果を発揮したい。
 8区までの10、20代メンバーの力走を締めるのは、マラソンで活躍を続けるベテランの野上(十八銀行)。「若い選手たちが頑張っていい順位で持ってきてくれるはず。みんなの期待に応えて少しでもいい順位、タイムでゴールしたい」と本番を楽しみにしている様子だった。

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