【動画】佐世保・四ケ町 “日本一”のアーケード

さまざまな人が行き交う“日本一”のアーケード=佐世保市

 佐世保市中心部には“日本一”の長さを誇るアーケードがある。三つで構成する計966メートルの「さるくシティ4○3アーケード」だ。
 市商工物産課によると、1966年に四ケ町アーケード(516メートル)、77年に三ケ町アーケード(398メートル)が完成。85年に「レインボーアーケード」(52メートル)がこの二つをつないだ。現在、約200店が軒を連ねる。
 買い物客、通勤通学、米兵、酔客…。多様な人が行き交う。佐世保を彩るイベントの会場にもなる。YOSAKOIさせぼ祭りでは、鳴子を手にした踊り子が躍動感あふれる演舞を披露。冬の風物詩「きらきらフェスティバル」では、約3300人が一斉に乾杯をする。アーケード内の50メートルを走るイベントもある。啓発パレードやデモ行進も多く、参加者はそれぞれの主張を訴える。
 させぼ四ケ町商店街協同組合の川尻章稔理事長(63)は「商店街と市民が一体となってイベントを楽しんでいるのが、活気につながっている。これからも、佐世保の元気を発信したい」と胸を張った。

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