長崎、ダンスや歌を披露 450人が親睦深める 長崎市手をつなぐ育成会

ダンスを披露する「バタフライ」のメンバー=長崎市、もりまちハートセンター

 知的障害のある人とその保護者らでつくる「長崎市手をつなぐ育成会」は11日、長崎市茂里町のもりまちハートセンターで「新年親子の集い」を開いた。約450人が参加し、ダンスや歌などを通じて親睦を深めた。
 毎年の恒例行事。谷美絵理事長は「知的障害をきちんと理解してもらうことが一番大事。共生社会に向け、皆さんと歩みを続けていきたい」とあいさつした。
 ステージでは、年男年女11人が「就職に向けて頑張る」「公園の清掃作業を頑張る」などと、新年の抱負を述べた。ダンスチーム「バタフライ」が軽やかな踊りを披露したほか、同会が運営する5事業所の利用者らが、エイサーやよさこいなどの出し物をした。「かとうフィーリングアートバレエ」による創作ダンスもあり、会場は盛り上がった。

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