リリー・フランキー×斎藤工がW主演!「最初の台本はほとんど『万引き家族』」

リリー・フランキーと斎藤工がダブル主演する、フジテレビで1月16日にスタートする連続ドラマ「ペンション・恋は桃色」(木曜深夜1:25、関東ローカル)の取材会が行われ、リリーは「笑いあり、涙あり、全部が風味だけれど、その風味感が良かった。昔ながらのドラマの要素が新しいものに見えるし、出ている人もみんな好き勝手にやっているけれど、誰も傷つかない。今のネット時代に、改めてテレビドラマ面白いじゃんと思えるはず」とアピールした。

同作は、東京の外れにある寂れたペンション「恋は桃色」を舞台に、ペンションを営むテキトーな中年・シロウ(リリー)と、ひょんなことから居つくようになった青年ヨシオ(斎藤)を中心にした人情群像ドラマ。リリーは「今から何か月か前からお話は聞いていたけれど、絶対放送されないだろうと思うくらい何も決まっていなかった。しかも最初に見せてもらった台本がほとんど『万引き家族』じゃない?みたいな内容で」とぶちゃけ。それでも「でも不思議なもので、映画研究会っぽい感じで始まり、撮影中もみんなでアイデアを出しあったりして、集中力はすごかった」とクリエーティブな環境に驚き。

同ドラマ出演をリリーから聞いたという斎藤は「そんなこと知らずに、え?と思ったし、事務所の連絡体系を疑って、ひともん着ありました」と笑わせつつ、「話が具体的になる中で台本も魅力的になり、自分でもこのドラマは見たいぞと思うようになった。現場で生まれたものを監督に伝えると、次の日にはそのアイデアが脚本に現れていて、連帯感がありました」とチームワークの強さを強調していた。

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