ツインズがドナルドソンを獲得 4年9200万ドルとの報道

日本時間1月15日、関係者がMLB公式サイトのマーク・フェインサンドに伝えたところによると、ツインズはフリーエージェントのスター三塁手、ジョシュ・ドナルドソンと4年9200万ドルで契約合意に達したようだ。ドナルドソンはブレーブスとの再契約を望んでいることが報じられていたが、ブレーブスは好条件のオファーを提示することに消極的で、最終的には条件面で勝るツインズとの契約を選択したと見られる。

USAトゥデイのボブ・ナイチンゲールが今回の契約についての詳細を報じており、ドナルドソンは4年間で8400万ドル(年平均2100万ドル)を得る。5年目となる2024年の契約は年俸1600万ドルの球団オプションまたはバイアウト800万ドルとなっており、ドナルドソンに保証されている金額は8400万ドルとバイアウト800万ドルを合わせた9200万ドルとなる。球団オプションが行使された場合、5年間の総額は1億ドルとなり、ドナルドソンの活躍次第で最大1億400万ドルまで増額される可能性があるという。

ドナルドソンは昨年12月に34歳の誕生日を迎えており、2024年シーズンには38歳。最初の4年間と比べて球団オプションの金額が低めに抑えられているのは年齢が考慮された結果だろう。総額9200万ドルは33歳以上のフリーエージェント選手が得た契約としては、1998年に当時34歳のケビン・ブラウンがドジャースと7年1億500万ドルで契約したのに次ぐ史上2番目の金額となっている。

昨季のドナルドソンは故障に泣いた前年からの復活を遂げ、ブレーブスで155試合に出場して打率.259、37本塁打、94打点、OPS.900をマーク。ナショナル・リーグのカムバック賞を受賞した。ツインズの本拠地ターゲット・フィールドでは通算22試合で打率.373、10本塁打、21打点、OPS1.283の好成績を残している。なお、ドナルドソンの加入により、正三塁手のミゲル・サノーは一塁へのコンバートが決定的となっている。

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