2020年DAIWA新製品! 対大物最強スピニングリール「ソルティガ」がモノコックボディを纏いフルモデルチェンジ!!

2020年DAIWA最強スピニングリール「ソルティガ(SALTIGA)」がいよいよ5年ぶりにフルモデルチェンジを果たす。そして新たなコンセプト“BREAK YOUR RECORD(自らの挑戦)”を掲げ、モンスターを夢見るアングラーへ更に心強いパートナーとして生まれ変わった!!

SALTIGA(ソルティガ)

ヒラマサやブリ、GT、クロマグロなど、大型の青物を狙ったオフショアゲームに対応するDAIWAのフラッグシップリール『ソルティガ』が、5年ぶりのモデルチェンジ。

「強靭なモノコックボディ」「放熱性および耐久性に優れたドラグ性能」「スムーズかつトルクある巻き上げ性能」「ストレスフリーなキャスティング性能」など、DAIWAの最先端テクノロジーが凝縮されている。

テストに携わったクロマグロのエキスパート・佐藤偉知郎さんによれば、“すべての部分において性能が向上している”とのこと。

佐藤「1週間まるまる船に乗っていたり、結構ハードに使うんですよ。実釣中もラインの団子やドラグの焼き付きなど様々なトラブルに遭遇します。それらに耐えたのが『NEWソルティガ』。まず糸を通してもらいたいですね。そうするとロッドにつけた際のバランスとか、キャストフィールなどが感覚として実感できる」

およそ2年半の間で、積極的に“ハードに使い倒したという”

佐藤「まず驚いたのがライントラブルの少なさです。独特のスプールエッジがラインの放出を抑えて、ラインが程よく収束される。そうするとガイドとの摩擦も少なくなる。何千回とキャストをしたと思いますが、団子になったのは1回だけです」

モノコックボディ

モノコックボディはフレームとしての剛性を持ち、ねじれやたわみに強い。さらに15モデルはビスで止められていたが、20ソルティガはスクリュー締め込み式。これにより水の侵入を抑えつつ、ギアもより大型のものを収納可能となった。

左が15ソルティガのメインギア、右が20ソルティガのメインギア。ギア強度は約2倍に!
上が15ソルティガのメインギア、下が20ソルティガのメインギア。ギア強度は約2倍に!

そして採用された20ソルティガのギアは、15ソルティガに比べて径は約1.2倍、厚みは約1.5倍に。さらに歯面の設計も見直し、ピニオンギアとの噛み合わせ面積も大幅にアップした。

ローター

アルミローターが実現する2倍以上のたわみ剛性。

20ソルティガのアルミエアローターのたわみ剛性は15ソルティガのザイオンローターの2倍以上。初代ソルティガのアルミローターと比較すると破壊強度は1.5倍以上。

ラインローラー

塩ガミや異物の混入を防ぐマグシールドラインローラー搭載。
塩ガミや異物の混入を防ぐマグシールドラインローラー搭載。

リールの中でも過酷な環境におかれるパーツのひとつであるラインローラーだが、マグシールドの技術により、塩ガミや異物の混入をシャットアウト。回転フィールや感度の初期性能の維持、更にはトラブルの軽減にもつながっている。

ドラグ性能

15ソルティガでは6枚だったワッシャーを、20ソルティガでは14枚(※18000番以上は18枚)と大幅に増加。さらに樹脂パーツを介さないドラグノブの採用でワッシャーの焼き付きが大幅減少。10倍以上の耐久性を実現。

2kgのドラグをかけて15モデルと20モデルの性能を比較。巻きのスムーズさ、ドラグの出方共に圧倒的に20モデルが勝っていた。

釣り物に合わせた最適なハンドルデザイン

左がパワーギア仕様、右がハイギア仕様。

NEWソルティガはキャスティング仕様とジギング仕様で異なるハンドル形状となっている。ハンドルノブはハイギア、エクストラハイギアがアルミエッグタイプ(キャスティング)。パワーギアがアルミラウンドタイプ(ジギング)仕様となる。

オフショアエキスパートと共に作りあげたNEWソルティガ

今回のNEWソルティガはオフショアのエキスパートたちと共に作りあげた。クロマグロキャスティングゲームの第一人者である佐藤偉知郎さんもそのひとり。彼が開発に携わったのが最も大きな番手である「20000-H」。およそ2年半前に開発に着手し、実釣および、開発者とのやり取りを経て、最高の性能にたどり着いた。

佐藤「剛性と使い心地は、これまでのレベルを遥かに凌駕していると思います。中でもドラグ性能には驚きました。今まで大型のワッシャーが8枚入っていたのですが、それが今作では18枚(20000-H)に。さらに最大ドラグは30kg! 熱放出の性能も格段に上がっているからドラグが効かなくなることはないでしょう。

大型の魚が掛かったとき、これまでとは別次元のファイトが楽しめると思います。

そしてこの性能がどれだけ優れているのかが分かるのが、“ラチェット音”です。ちょっと締め込んだだけでも『カカカカカ』と綺麗に音が出るし、マックス締め込んだ時も『カチンカチン』と耳でしっかり確認することができる。これまでのどんなリールも限界まで締めると“いびつな音”になってしまっていたんですよ」

キハダやヒラマサ、クロマグロ、GT等幅広いターゲットを狙う佐野ヒロムさんが開発に大きく携わったのが「10000(P&H)」。主にキハダやヒラマサの実釣テストを担当した。

佐野「例えばキハダゲームの場合はマラソンのように、“止める”のではなく“走らせ”ます。そのためにはリールからスムーズにラインが出ていくことが重要になってきます。

これに対してヒラマサの場合は“磯”など狙う場所が場所ですから、極力止めたい。でもフルドラグはNG。走らせたくないけど、口切れするほどの負荷がかかればラインが出るくらいが理想的。

このような相反する2つのシーンに対応してくれたのがソルティガの優れたドラグ性能でした。

前モデルとは全く異なる装いとなり、すべての性能が格段にグレードアップされたソルティガ、オフショアルアーゲームを大きく変えるこのリールに期待せずにはいられない!!

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