長崎ランタンフェスティバル(24日~2月9日)の期間中、中国の縁結びの神様「月下老人」にちなんで、来場者が良縁を願って結ぶ「赤い糸のお守り」の御利益を高める事前祈願が15日、長崎市鍛冶屋町の崇福寺であった。読経の中、本年度ロマン長崎の2人が線香を上げ、多くの人のさまざまな縁が結ばれるように祈った。
祈願は、長崎国際観光コンベンション協会主催で13回目。
お守り(1個100円)は、運命の2人の足首を赤い糸で結ぶとされる月下老人のオブジェが置かれる同市浜町の浜屋百貨店前で、同協会が販売する。お守りに入った2本の赤い糸のうち、1本はオブジェ脇のひもに願いを込めて結ぶ。もう1本はお守りとして持ち歩く。例年、約1万人が祈願しているという。
ロマン長崎の小谷花恵さん(20)は「たくさんの人に来てもらい、恋愛以外にも仕事の縁などを結んでほしい」。苑田大誠さん(20)は「カップルに来てもらい、仲を深めるきっかけになれば」とそれぞれ話した。
今年も良縁ありますように「赤い糸のお守り」 崇福寺で事前祈願
- Published
- 2020/01/16 00:00 (JST)
- Updated
- 2020/01/16 14:00 (JST)
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