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佐世保海上保安部は15日、九十九島のオジカ瀬付近で養殖いかだのロープにひっかかり、航行不能になったプレジャーボートの80代男性を救助したとして、佐世保市小佐々町の会社員、富場拓文さん(48)と、同市日野町の会社員、平島利治さん(61)に感謝状を贈った。
佐世保海保などによると、昨年12月14日夜、「九十九島のオジカ瀬で乗り上げた」と男性から118番通報があった。佐世保海保は県水難救済会に救助を要請。富場さんと平島さんが小型船で現場に急行した。2人は男性を発見し、小型船に乗せて搬送した。男性にけがはなかった。
佐世保海保で授与式があり、古川大輔部長が2人に手渡した。富場さんは「あの日は寒かった。助けられてよかった」と笑みを浮かべた。平島さんは「大好きな海で、事故が起きてほしくない。要請があったら、また助けに行きたい」と話した。