FLIR、小鳥のような偵察機をはじめとするドローンソリューション展示 [CES2020]

赤外線カメラや高性能センサーを開発するグローバルメーカーのFLIRことフリアーシステムズは、ドローン関連のソリューションを展示していた。カーボンファイバーおよびマグネシウム製で耐久性が高く、多様な用途にあわせて使える「SkyRanger R70」は、ペイロード部分に同社のカメラやセンサーが搭載できるタイプと、長いアームの先でセンシングできる2つのタイプを展示していた。本体は4.5kgで最高時速は50km、連続飛行時間は公開されていないが風速18mにも耐えられる高い飛行性能を備えている。サーモセンサーを空中から広範囲で使用できる性能の高さをアピールしていた。

SkyRanger R70は2つのバージョンを展示

さらに、小鳥のように飛ばせるミリタリー向け小型偵察ドローン「BLACK HORNET PRS」の最新バージョンを展示していた。小鳥ぐらいの手のひらサイズで空中に放り投げるだけで飛ばせるようになっていて、指定した場所を偵察すると再び飛ばした場所に戻ってくるという、ドラマや映画に出てくるようなドローンだ。もちろん販売されている。重さ1.3kgでさらに軽量化も可能。連続飛行時間は25分で、ライブビデオ、HD静止画像が送信できる。

BLACK HORNET PRS

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