ANTENAの渡辺諒が、サラリーマン時代にやってしまった「重大な粗相」

ANTENA（アンテナ）のボーカル、渡辺諒が、東海ラジオ『山浦！深谷！イチヂカラ！』にゲスト出演し、サラリーマン時代の懺悔エピソードを披露した（1月15日14:10～）。渡辺は、バンド活動に専念する前の一時期、会社勤めを経験したことがある。

入社1年目の新年会でのこと。ずいぶんと酔っ払った渡辺は、先輩たちに抱えられてトイレに行く途中で、我慢できず、もどしてしまった。その時に、椅子に掛けてあったスーツの上着に吐しゃ物をかけてしまった。その瞬間、先輩たちは青ざめた。会社の理事長の上着だったのだ。

渡辺は、慌てた先輩たちに「理事長はトイレだ。おまえも隠れろ！」と言われたらしいが、事態を正しく把握することができず、そのままトイレに行きテーブルに戻ってきた。宴会場は、支店ごとにテーブルが決まっており、渡辺が所属する支店のテーブルは「やたら大人しくなっていた」と感じだそうだ。

本人は、あまり事の重大さに気づいていなかったようだし、周りの上司・先輩たちも、理事長の上着に粗相をしてしまったことに動揺したものの、酒が入っていることもあり、そのまま新年会は盛り上がった。理事長の上着のことは、大きな騒ぎにはならなかった。さらに渡辺は、新人の同期代表で挨拶もしたということだ。

そして、後日、支店長室に呼ばれた渡辺は、支店長から「このことは、墓場まで持って行けよ」と言われたそうだ。渡辺は、その頃すでに、バンド活動のために有給休暇を使い切っており、さらにバンドをやりたくて、まもなく会社を辞めた。理事長の上着のことは、ウヤムヤのまま会社を去ることに。

それから数年、今回の渡辺の懺悔の告白は、まさに「懺悔らしい懺悔」で、コーナーの趣旨に合ったものであり「懺悔の価値あり」と判断されて、最長のPR時間を確保することに成功した。ANTENAは、メジャーファーストフルアルバム「風吹く方へ」を1月22日にリリースする。名古屋でのライブは、4月18日（土）18時から、名古屋APPLO BASEで開催。

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