遊牧民の暮らし紹介 衣装の試着も 横浜で企画展

イランのじゅうたん「ギャッベ」(左)など、遊牧民の暮らしをデザインした作品も並ぶ=県立地球市民かながわプラザ提供

 定住地を持たずに移動生活を送る遊牧民の暮らしを紹介する企画展「遊牧ぐらし ~草原の民と砂漠の民」が、横浜市栄区の県立地球市民かながわプラザで開かれている。3月22日まで。

 季節の変化に合わせて暮らしやすい場所に移動するモンゴル、シリア、イランの遊牧民のシンプルで豊かな暮らし方を紹介。草原や砂漠で生活する家族の日常を追いかけた写真のほか、カザフスタンの伝統的な模様を織り込んだ壁掛けの刺しゅう布「トゥス・キーズ」なども展示されている。

 生活をより身近に感じてほしいと、衣装の試着や、シャガイと呼ばれる羊のくるぶしの骨を使った遊びも体験できる。

 企画展は午前10時~午後5時。

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