長崎の洋菓子店と長大写真部コラボ 若い感性で100点を撮影 HPリニューアルに向け

主力商品のイメージ写真を撮影する桝屋さん=長崎市、リトル・エンジェルズ

 長崎大全学写真部(三宅優仁部長、40人)の学生5人が19日、長崎市矢上町のフランス洋菓子店「リトル・エンジェルズ」で、同店のケーキなど約100点の写真撮影に挑んだ。同店ホームページ(HP)の全面リニューアルに伴う試みで、長崎大全学写真部が企業との共同作業に取り組むのは初めて。
 同店が若い顧客向けのアピールを強化したいと長崎大の学生を通じて同部に相談して実現した。同店マダムのカノン・ベレニスさんは「商品によって撮影の仕方を変えるなど工夫を考えることが勉強になる」と若い感性に期待を寄せる。
 学生たちは効果的な照明の当て方や同店の特徴である家庭的な雰囲気を表現しようと、試行錯誤しながら時間をかけて撮影した。副部長の桝屋寿輝さん(20)は「写真でおいしさを表現するのは難しい。責任を感じるが、とてもいい経験」と意気込み、「部としてもどんどんチャレンジしていきたい」と話した。新しいHPは4月中に公開する予定。

© 株式会社長崎新聞社