竹原ピストルが「ザ・ノンフィクション」のテーマ曲「サンサーラ」を歌い継ぐ

フジテレビのドキュメンタリー「ザ・ノンフィクション」(日曜午後2:00、関東ローカル)のテーマ曲「サンサーラ」を竹原ピストルが歌うことが決まった。

ドキュメンタリーと言えば「生きて~る 生きている~」のメロディーが浮かぶほど、局や番組のジャンルを超えて親しまれている「サンサーラ」。サンスクリット語で「輪廻転生」を意味するこの曲は、「ザ・ノンフィクション」の番組テーマ曲として2003年に誕生。当時のチーフプロデューサー・味谷和哉氏がアシスタントディレクター時代、1992年にインドをロケ中に朝もやのガンジス川を眺めながら、サビの歌詞とタイトルを思いついたという。中孝介、城南海など7組のアーティストが担当した名曲を、2020年からは竹原ピストルが歌い継ぐ。

全国各地をライブツアーで回る中、楽屋で「サンサーラ」を歌い続け、レコーディングに臨んだと言う竹原は「自分なりの体重を乗せた『サンサーラ』を歌うことができたと思っています」と手応えを語る。楽曲については「壮大さにおいて、自分では絶対に書けない歌詞ですし、多彩さにおいて、自分では絶対に書けないメロディー」と評している。チーフプロデューサーの西村陽次郎氏は「絶対にハマるだろうなあとは思っていたのですが、歌い出しを聴いて、思わず笑ってしまいました。竹原ピストルさんの声が『ザ・ノンフィクション』という番組をまさに体現してくれているというか…。番組の世界観をより広げてくれました」と話している。

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