男子一般ハーフはムァゥラ(黒崎播磨)が大会新記録で優勝 第8回公認奥球磨ロードレース大会

男子の一般ハーフで、1位でゴールするジョエル・ムァゥラ=水上村

 第8回公認奥球磨ロードレース大会は19日、水上、湯前、多良木の3町村を巡る日本陸連公認コースで開かれた。選手たちは寒空の下でしのぎを削り、6種目で計447人が完走した。

 男子の一般ハーフは、ジョエル・ムァゥラ(黒崎播磨)が大会新の1時間0分44秒で初優勝。日本人トップは3位に入った市田宏(旭化成)で、注目の元“公務員ランナー”川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)は29位だった。

 男子高校10キロは堀田晟礼[せいあ](千原台高2年)が29分47秒、中学5キロは花本史龍(姪浜中3年・福岡)が15分18秒で制した。

 女子の一般ハーフは一山麻緒(ワコール)が1時間10分25秒、フリー5キロは川野朱莉(ルーテル学院高2年)が16分46秒、中学5キロは杉山陽菜(山鹿中3年)が17分10秒で、それぞれ優勝した。

 全6種目中、女子フリー5キロを除く5種目で大会新記録が生まれた。(園田琢磨、小山智史)

 (午前10時の天候晴れ、気温3・5度、湿度78%、西南西の風0・3メートル)

 ▽男子一般ハーフ入賞者 (1)ジョエル・ムァゥラ(黒崎播磨)1時間0分44秒(2)ズク(トヨタ自動車九州)1時間1分49秒(3)市田(旭化成)1時間2分21秒(4)鈴木(青山学院大)(5)林(SGホールディングスグループ)(6)太田黒(八千代工業)(7)中村(青山学院大)(8)山本(八千代工業)

熊本日日新聞 2020年1月20日掲載

© 株式会社熊本日日新聞社