フジテレビ系では4月11日から、連続ドラマ「隕石家族」（土曜午後11：40＝東海テレビ制作）をスタートさせる。迫りくる隕石のためにあと半年で滅亡する運命にある地球を舞台に、全力で大真面目に人生に向き合おうとするある家族の物語。平凡な主婦が、地球滅亡のカウントダウンが始まったことをきっかけに、自分らしく生きるために家族を巻き込んで暴走していく。
物語の舞台は、迫りくる隕石のためにあと半年で滅亡する運命にある地球。主人公の主婦・門倉久美子は胸に手を当て自分に問いかける。このまま半年後を迎えたとき、果たして幸せだったと胸を張って言えるのか？ 嫌よ！ あたしの人生まだまだ試合続行よ！ だって、あたしの心が、高校時代の憧れの彼ともう一度って！ 幸せな生活を送っていたはずの家族の中に、母・久美子がもたらした突然のビックバン。さらに長女も次女も、なんと父も、ついには祖母までも、最後の地球人として今まで家族にさえ打ち明けていなかった心の裏欲を大爆発させる。主人公の門倉久美子を羽田美智子、その長女・美咲を泉里香、次女・結月を北香那、久美子の義理の母親を松原智恵子。そして久美子の夫を天野ひろゆきが演じる。脚本は大河ドラマ「天地人」「花燃ゆ」などを手掛けた小松江里子氏がオリジナル脚本で新境地に挑む。
羽田は「台本を読んだ感想は『さすが!!』の一言。一見、ほんわかとしたホームドラマの仮面をかぶりながら、その中に忍び寄る不協和音の小気味良さ」と脚本を称賛し、「もし半年後に隕石が落ちるとしたら、久美子と一緒で、安定した生活と純愛の両方が欲しいですね。このドラマが皆さまにとって、何かしら破壊力のある『隕石』になるといいな」と期待。その娘役の泉は「本当にもし半年後に隕石が落ちるとしたら、全世界の力が一つになればどうにかなる気がするので、地球が助かる方法を考えます！ 新しく楽しい作品を届けられるように精いっぱい頑張ります」と気合十分。
夫役の天野は「今回のオファーは、私にとってはうちの近所に隕石が落ちたぐらいの衝撃でした！ 久しぶりの連続ドラマ出演ということもあり、セリフが覚えられるか心配もありましたが、主演の羽田美智子さんをはじめ美女だらけの一家の主と聞いて即快諾しました」と喜んでおり、「もし本当に隕石が落ちるとしたら、ミシュラン三ツ星のレストランでエンドレスに食べ歩きをして、隕石が落ちる1日前に食べ過ぎで先に死にたいですね」と話している。
