NHK総合で放送される「SONGS」(土曜午後11:00)の1月25日放送分に薬師丸ひろ子、2月1日放送分に鬼束ちひろが出演する。
1月25日放送分には来年、歌手デビュー40周年を迎える薬師丸ひろ子が登場。俳優として活躍を続ける一方、ここ数年、歌手活動にも精力的に取り組んでいる薬師丸は、2018年にはアルバム「エトワール」を発表。さらに、コンサートも自ら「毎年、歌手としての挑戦」と語るほど、意欲的に開催している。番組では、昨年10月末に行われた最新コンサートの舞台裏に密着。薬師丸の「歌と真摯(しんし)に向きあう姿」を迫っていく。
薬師丸はこのコンサートで、ヒロインを務めた映画「ねらわれた学園」の主題歌でもある松任谷由実の「守ってあげたい」のカバーに挑戦。さらに、連続テレビ小説「あまちゃん」の劇中で歌った「潮騒のメモリー」を再び披露した。今回はこの2曲のほか、5年ぶりに作詞に挑んだ「アナタノコトバ」、そして代表曲「セーラー服と機関銃」という「薬師丸ひろ子の挑戦」を物語る4曲を、貴重なライブ映像で届ける。
そして2月1日放送分には、デビュー20周年を迎えるシンガーソングライターの鬼束ちひろが登場。2000年2月にデビューした鬼束は2作目の「月光」がロングヒットを記録し、ファーストアルバムはミリオンセールスを記録。印象的な歌詞とメロディー、そして説得力をもつ歌声で多くの人々の心をつかんでいく一方で、過密なスケジュールの中、不安やあつれきによって心や体調を崩し、ほどなく休養状態に…。以降、紆余(うよ)曲折のアーティスト人生を歩んできた。
番組では、鬼束の本音に迫るべく、本人から提示された「ねこ」「ピアノ」「ファッション」「あきらめない」…、といった“自らを表すキーワード”をもとに、インタビューを敢行。20年の歳月を経た今だからこそ語ることができる、アーティストとしてのきょうじや歌にかける思いを赤裸々に明かす。さらに、20周年の節目の年に自ら“実話”と語るエピソードを盛り込んで書き下ろした1曲、「書きかけの手紙」をテレビ初披露。また代表曲である「月光」、そして「流星群」をピアノとストリングスが奏でるアコースティックな音色とともに歌い上げる。