留学生、日本との架け橋に スカイホールで修了式 東洋大・白山

By TOYO Press編集部

 東洋大学国際教育センターは20日、白山キャンパス2号館スカイホールで交換留学生修了式・歓送会を開催した。秋学期に東洋大学での留学を終える65人の留学生が修了証を受け取った。

祝辞を述べる竹村学長(20日、白山キャンパスで)

竹村学長の祝辞の後、修了証の授与が行われ、留学生を代表してエリカ(Taylor-Allen Erikah Maxin)さんとスヴィ(Hyytinen Suvi)さんが代表スピーチをし、東洋大学への感謝の思いと、これからの意気込みを述べた。

Erikah さんの代表スピーチ(20日、白山キャンパスで)

 修了式後、同会場では歓送会が行われ、飲み物や寿司などのケータリングが振る舞われた。留学生のほかにも、指導教員や親しい友人が参加し、東洋大学での思い出を語り合った。

 交換留学生のアレクサンダー(Alexander Delpin)さんは「東洋大学で非常に充実した時間を過ごすことができ、1学期は短い期間でした。」と話した。「でも休みの日には、秋田や青森、大阪、京都など日本のいろんな場所に行くことができました。母国に帰ったら、専攻のコンピューターエンジニアリングを学び、プログラマになって日本にまた来たいです。」と意欲を見せた。

 アレクサンダーさんは留学を考えている学生に向けて、「1年間の長期の留学は、勉強の時間、友達との時間、旅行の時間をつくることができます。私は半年の留学だったので、もっと時間の使い方に気をつけなければいけませんでした。半年でも十分だと感じる学生もいますが、私は1年間の留学を勧めたいです。」と語った。

歓送会での様子(右がAlexanderさん、20日、白山キャンパスで)

 東洋大学では、ISEP(アイセップ)*1、UMAP(ユーマップ、アジア太平洋大学交流機構)*2の加盟校や学生交換協定を締結している協定校との交換留学を実施している。留学先大学の正規科目を履修したい学生に向けたプログラムで、東洋大学での学籍は「在学」のまま留学することが可能。留学先大学の正規課程の授業料は、一部を除いて原則免除される。

詳細については東洋大学のホームページにて確認可能。https://www.toyo.ac.jp/international-exchange/ies/exsa/

  1. 世界各国の加盟国間で学生交換を推進する全世界的なコンソーシアム

  2. アジア太平洋地域の高等教育機関の学生・教職員の交流促進を目的としたコンソーシアム

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