画像はBlu-ray『寝ても覚めても』より
CM降板やドラマ出演シーンカットなど、余波が止まらない俳優の東出昌大さんと女優の唐田えりかさんの不倫騒動。
「ここまで仕事に悪影響が出た要因のひとつは、東出さんが“イクメン”“誠実”イメージで売っていたから、ということは誰の目にも明確です」(週刊誌記者)
一方でツイッター上では、彼の妻で女優の杏さんの胸中を慮るのは前提として、東出さんにあまりにも“清廉潔癖”なイメージがついていたからでしょうか、
「東出も人間味あっておもろいじゃん」
「東出昌大と杏の不倫問題出てきてるけど、人間味があって最高。欲望という名の性欲に染まった快感はさぞ美しかろう」
「東出昌大の不倫の話を聞いて、あんなに彫刻なみの美しい顔立ちをしてるのに人間味を感じられて、むしろ好きになったし、いつになく高感度爆上がり中です」
「最低やけど、人間味ある笑 キラキラした芸能人から一気に下まで来た感じ笑」
といった声もちらほら見られます。
「自分も、綺麗事ばかり言うつまらない奴だと思っていた彼に好感を抱くようになりました」と話すのは、2017年5月21日に、東出さんの写真集「雪は西からやって来る」の出版記念トークイベントを観覧した参加者Aさんです。ちなみにこの時期、唐田さんとの出会いのきっかけとなった映画『寝ても覚めても』の、クランクイン直前。Aさんが続けます。
「この日東出くんは、『ネットニュースは言葉尻を捉えて書く』『いまの話も書かれるような内容なんでしょうけれど』といった感じで、やたらとネットニュースの目を気にしていた話がありました。でも正直、東出くんが指す箇所は、ネットニュースが拾うような内容ではありませんでしたね。それよりも自分が気になったのは、東出くんのこんな発言でした」
Aさんは「言葉通り覚えているわけではないけれど」と前置きした上で、東出さんの話した内容を教えてくれました。
「なんでも、『“清濁併せのむ”と言う言葉があるけれど、“濁”なんて必要がない』といったことを話していました。ちょうどその頃、杏さんの父親の渡辺謙さんの不倫疑惑が週刊文春で報じられていたので、“ああ、これは渡辺謙のことをディスっているんだな”と察したんです。ほかの参加者とも、“やっぱりそういう意味に聞こえたよね”と話し合ったほどです」
そのときの東出さんの様子をAさんは、「澄み切った瞳でまっすぐ前を見据え、キリッ! とした表情で、言い放った」と表します。
「当時は、人間だもの! そんなわけあるかよ! と思いました、が……。いやいや、あんた濁々じゃん! あの澄んだ瞳どこいった! とズッコケました。と同時に、ああ、やっぱり彼も人間だったんだとホッとしたのも事実です。彼はいろんな意味で、“ピュア”なんだろうな、と思いました。そのおかげで割りを食っている杏さんには、同情しかありません」(前出・Aさん)
1月22日、「どのように非難されても弁解の余地はありません」と、潔いコメントを寄せる東出さんの所属事務所。それもまた、東出さんの混じり気のない本心なのだと、感じずにはいられません。(文◎じゅる王)