ココでしか味わえないソフトクリームも!紫色の創作菓子が美味しい「くまもと銀彩庵」【熊本県】

2019年9月オープンした「サクラマチクマモト」の地下1階に、美しい紫色に囲まれた創作和菓子店があります。紫芋を使った品のある創作和菓子が人気の「菓創くまもと銀彩庵(ぎんさいあん)」です。熊本空港や熊本駅にもお店はありますが、ケーキとタルト、ソフトクリームは「サクラマチクマモト」にある店舗でしか見かけなかったので、早速食してみました!

九州の紫芋と唐芋の美しいハーモニー

時代に合わせた温故知新の創作菓子を創っている「菓創くまもと銀彩庵」。熊本に息づく歴史・文化・人を大切にして、こだわりの素材を活かす菓子づくりを心がけているそうです。

九州産唐芋と九州産さつま芋が重なって生まれる創作菓子は、若者だけでなく、幅広い年齢の方々に好評です。

パッケージの美しい紫色は、九州産アヤムラサキ芋のカラー。

桜町限定ソフトクリームを実食!

ここでしか食べられない「紫芋ソフトクリーム (378円・税込)」。

紫芋カラーの上品なソフトクリームは、ミルキーな舌触りで、紫芋の甘みがまろやかに広がります。サックリとしたクッキー生地のラングドシャのコーンが贅沢。お試しサイズの「100円カップ」もありますので、小腹が空いているときにも最適です。

存在感ある3種類の創作ケーキ

ショーケースには、3種類の紫芋のケーキもありました。

アクセントのある食感で、さつま芋の角切りダイスがのった「紫芋チーズタルト(378円・税込)」。

唐芋・アヤムラサキ芋・クリームチーズの生地がギュッと詰まっています。冷やしても、少し温めてから食べても美味しいです。

「紫芋チーズケーキ(1,404円・税込)」はしっとり濃厚な味わいです。「紫芋フロマージュムース(1,998円・税込)」は軽やかな口溶けと甘みで、自分へのご褒美やお祝い事にも、ぴったりな創作ケーキです。

名前も素敵な紫の創作菓子

最後に手土産にピッタリな焼き菓子なども紹介します。

平らな饅頭「月紫」(右)。アヤムラサキ芋が練り込まれた皮の中に、大津産唐芋の芋餡が入っていて、しっとり濃厚な味わいです。

ふんわりまるい「肥後三彩」(真ん中)。アヤムラサキ芋を練り込んだ、しぐれ風ケーキの中に大津産唐芋とバターの芋餡、小豆餡が入っています。

チーズケーキ「紫音」(左)は、大津産唐芋とアヤムラサキ芋、数種類のチーズのバランスが絶妙で、しっとりとした食感です。

定番人気の焼き菓子が、1個ずつ入った手作りセットもあり、自分へのご褒美やプチギフトにもぴったり。

冬季限定の「肥後つぼみ」。芋餡をカステラ生地で包み、ホワイトチョコレートでコーティングした卵型のキュートなお菓子です。

チョコサンド「紫逢模様(しあわせもよう)」。コーンフレーク入りアヤムラサキ芋のホイップチョコレートをクッキー生地で挟んだお菓子です。パッケージは熊本城の石垣がモチーフになっています。

このように、紫色の創作菓子は見た目も商品名も上品でオシャレです。

時代に合わせた和と洋の融合で、人と人とを繫いでゆく

「くまもと銀彩庵」は、築城から400余年を経た熊本城が、“銀杏城”の名で親しまれるように、「年輪を刻む楠の木の大木のように、人と人とをつなぐ輪のような心を灯す菓子づくりを目指している」とのこと。

和菓子のようでひと味違う、創作菓子の和と洋が織りなすハーモニーは、一度味わうと、誰かに教えたくなります。

※2019年12月の情報ですので、予めご了承ください。

くまもと銀彩庵(クマモトサクラマチ)

住所:〒860-0805熊本県熊本市中央区桜町3番10号(地下1階)

営業時間:10:00〜21:00

TEL:096-227-6887

交通:「熊本桜町バスターミナル」下車 直結

HP:https://sakuramachi-kumamoto.jp/shop/ginsaian

[All photos by kurisencho]

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