BBC (英国放送協会)が選ぶ今年最も活躍が期待される注目の新人「BBC Sound of 2020」の第1位を獲得したネオ・ソウル・シンガー、セレステが1月10日に公開した新曲「Stop This Flame」のモンタージュ・ビデオが1月23日に公開となった。
セレステは、BBCだけではなく、Amazon Music、Vogue、MTVといった英米の音楽メディアから今年最も見るべきアクトだと期待されている新人。
BBCによる「Sound of」は、2003年から始まり、過去にアデル、サム・スミス、ザ・ウィークエンド、デュア・リパ、近年ではルイス・キャパルディやビリー・アイリッシュなどの記録的ヒットを樹立してきたアーティストたちが数多く選出されているもの。
BBC以外にも今年最もみるべきだと絶賛しているメディアは、現時点だけでもVEVO、Ticketmaster、NME、MTV、Amazon Music、BRIT AWARD、The Sun、The Guardian、The I、Clash、Vogue、The Independent、The Metro、Daily Mirror、Daily Mail、Daily、Evening Standard、Sunday Mailなどに及ぶ。
この中でもNMEは「1世に1人の才能の持ち主」などと評し、彼女のライヴ・パフォ―マンスに5つ星評価をつけ、彼女のシンガーとしての力量の高さも伺える。
また、メディアのみならずミュージシャンたちのあいだでも注目されており、ポール・ウェラーとは「You Do Something To Me」を共にセッションし、ルイス・キャパルディは新曲「Stop This Flame」がリリースされた際に「セレステのこの新曲が大好きだ」とコメントを受けている。
セレステは、10代の頃からスライ&ザ・ファミリー・ストーン、ザ・クラッシュ、スペシャルズのようなロックバンドからアリス・コルトレーン、ジャニス・ジョプリン、セロニアス・モンクやレイ・チャールズらのようなジャズ・アーティストやソウル系シンガーまで、幅広い音楽的な影響を受けて育った。その後、リリー・アレンが設立したレーベルと契約をし、シングル「Daydreaming」のリリースをもってしてデビューを飾る。2018年に英・ポリドールレコードとメジャー契約を果たし、EP『Lately』をリリース。翌2019年9月に一躍注目を浴びるきっかけとなった楽曲「Strange」を発表。
2020年2月18日に開催される英国のグラミー賞といわれるブリット・アワードでは、受賞すると必ず売れると言われる“批評家賞”を受賞し、授賞式のステージで生パフォーマンスを披露することが決定している。また4月からは、ロンドンのシェパーズ・ブッシュ・エンパイアでのライヴを含む、イギリスやヨーロッパ各地で初の単独ツアーを敢行する予定だが、既に全公演完売している。