前橋版MaaS始動 移動サービスのほか施設側との連携も検証

1月27日、前橋版MaaSが始動した。地域公共交通網形成計画に基づく交通ネットワークの再構築を有効化し、市民の移動利便性の向上を目的とする。参加企業は、ジョルダン・NTTドコモ・未来シェア・NTTデータ・群馬大学など。IoTやAI、自動運転等の新たな技術を連携させながら、さまざまな実証実験を行う。

(1)前橋版MaaS環境の検証(デマンド交通の一括検索・予約)

実施者:ジョルダン、NTTドコモ

期間:令和2年1月27日~令和2年3月10日

対象地域:市内全域(デマンド交通運行エリアは、大胡・宮城・粕川、富士見地区)

概要: 前橋版MaaS環境下での経路検索・オンデマンド交通配車予約の試験運用。地図情報やスポット情報などから出発地から目的地までの経路を検索のほか、市内デマンド交通の予約を一括して行うことが可能。(上図参照)

(2)他産業との連携(施設案内・クーポン連携)

実施者 :ジョルダン、市内事業者等

期間:令和2年1月27日~令和2年3月10日

対象地域:主にJR前橋駅周辺~市内中心部

概要:移動手段とサービスの連携検証。アプリ上のクーポンで対象の施設から特典を受けられる。

施設案内・クーポン連携イメージ
前橋市プレスリリースより

3.芳賀地区ワンマイルタクシーの実証実験

実施者 :未来シェア、ジョルダン

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