【横浜DeNA】メジャーの名手・ビスケル氏をキャンプ招待へ ドラ1の森らを直接指導

 横浜DeNAが米大リーグで11度のゴールドグラブ賞を受賞したオマー・ビスケル氏を春季キャンプに招くことが27日、分かった。メジャー伝説の名手がドラフト1位の森(桐蔭学園高)らベイスターズのスター候補を直接指導する機会がありそうだ。

 インディアンスなどでプレーしたビスケル氏は2012年に45歳で引退するまでの間、メジャー24年間で2968試合に出場。遊撃手で9年連続を含む11度のゴールドグラブ賞を受賞し、オールスターにも3回出場した。

 ベイスターズのラミレス監督とはインディアンスでチームメートで、ともにベネズエラ出身と共通点がある。指揮官自らビスケル氏に声を掛け、来日が実現するという。

 ビスケル氏は2月4日から13日までキャンプに同行する見通し。球団は森と同5位の田部(島根・開星高)ら若手内野陣にメジャー仕込みの高い技術を伝授してもらう考え。球団関係者は「メジャーのレジェンドプレーヤーが来てくれる。(若手に)勉強してもらい、レベルアップにつなげてくれたら一番いい」とコメントした。

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