長崎県内で新型コロナウイルスへの感染疑いがある人が出た場合、関係機関はどう対応するのか。
県医療政策課によると、中国・武漢市を訪問した人などでせきや発熱などの症状があれば、事前連絡をした上で医療機関を受診するか、保健所に相談する。肺炎などの症状があると、受け入れ可能な感染症指定医療機関へ入院。県内には10医療機関に38床あり、指定感染症となったことで入院は強制力を伴い公費負担となる。
また、現在は国立感染症研究所で実施している検体検査は、近日中に長崎、大村各市にある「地方衛生研究所」でもできるようになるという。
同課の長谷川麻衣子医療監は「過度な心配はせず、インフルエンザと同じように手洗いやマスク着用などで予防に努めてほしい。マスクが手元にない時にせきが出る場合は、タオルやハンカチ、そで口で受けるなどしてほしい」と呼び掛けている。
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