横浜DeNAロペス&エスコバー来日 「キャンプ初日から100パーセント」

来日した横浜DeNAのロペス(右)とエスコバー

 横浜DeNAのホセ・ロペス内野手(36)とエドウィン・エスコバー投手(27)が29日、来日した。チーム最年長のロペスは「キャンプ初日から100パーセントの状態で迎えられる。1年間プレーしたい」、昨季リーグ最多74試合に登板したエスコバーは「昨季と同じように頑張りたい」とリーグ優勝へ奮闘を誓った。

 昨季31本塁打のロペスは自宅がある米アリゾナ州でオフを過ごし、「毎日休まず例年以上にトレーニングできた」と手応え十分。大リーグ・レイズに入団した筒香からは移籍先が決まる前に相談を受けたと明かし、「頑張ってほしい。僕はテキサス(レンジャース)がいいと言ったんだけど…」と苦笑いを浮かべた。

 春季キャンプに特別コーチとして参加する名手オマー・ビスケル氏は同じベネズエラ出身で懇意の仲。昨年11月、ロペスの誕生日に自宅をサプライズ訪問してくれたといい、「(若手選手は)彼から学ぶことはたくさんある。僕は彼との時間を楽しみたい」と語った。残り66本に迫った日米通算2千安打が当面の目標となりそうだ。

 今季もセットアッパー候補のエスコバ-も「毎日ジムに通って無駄な時間はつくらなかった」と調整は順調そう。ヤクルトに入団したアルシデス・エスコバー内野手(33)とは親戚で、一緒にトレーニングを行ったという。「対戦が楽しみ。もちろん自分の仕事をやり遂げて抑える」と自信を見せた。

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