事業に市長ら関与、百条委で特殊性証言  宮崎市交付金不正

 食品加工会社の機器設置に関し、宮崎市が不正に国から交付金を受けた問題を調べる市議会調査特別委員会(百条委、9人)の証人尋問は29日までに5回行われた。焦点の虚偽報告に至る経緯や問題を市が把握した時期について、証言はこれまでの調査を追認する内容にとどまるものの、複数職員が市長や元市幹部の総務省官僚が関わる事業の特殊性に言及。百条委は全容解明へ追及を続ける。

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