52歳カズ 軽快 みやざき春キャンプ

ボールを使った練習に汗を流す横浜FCの三浦知良選手(中央)=29日午前、日南市・日南総合運動公園陸上競技場

 「キング・カズ」に熱視線―。日南市で2次キャンプを張る、サッカー・Jリーグ1部(J1)横浜FCの三浦知良選手が、精力的にトレーニングに励んでいる。元日本代表FWでプロ生活35年目のスターを一目見ようと、県内外から多くのファンが訪れている。
 29日は、同市の日南総合運動公園陸上競技場で軽めの練習。ランニングでは率先して先頭を走り、ボールを使った練習では元日本代表の中村俊輔選手、松井大輔選手らとワンタッチパスの精度を磨いていた。52歳とは思えない軽快な動きと笑顔でチームをもり立てる姿に、ファンらは引きつけられていた。
 三浦選手を初めて見たという、家族3人で訪れた宮崎市浮田の会社員宮本英明さん(44)は「動きの一つ一つが際立っていた。体を維持できているのはすごい」と話していた。キャンプは2月8日まで。

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