アストロズ・ベイカー監督が正式に誕生 現役最高齢監督に

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日本時間1月30日、アストロズはサイン盗み問題に関連して解任されたAJ・ヒンチ監督の後任として70歳のダスティ・ベイカーを新監督に任命したことを正式に発表した。契約期間は1年で、2021年の契約は球団側に選択権のあるオプションとなっていることが報じられている。70歳での監督就任はアストロズの球団史上最年長であり、現役監督のなかでも最年長となる。サイン盗み問題に揺れるアストロズを通算1863勝を誇るベテラン監督がどのようにまとめ上げていくか注目だ。

ベイカーはジャイアンツ、カブス、レッズ、ナショナルズで合計22シーズンにわたって監督を務め、通算1863勝を記録。率いたすべてのチームを少なくとも1度はポストシーズンへ導き、ポストシーズンには通算9度出場しているものの、ワールドシリーズ制覇の経験は1度もない(リーグ優勝もジャイアンツ時代の2002年だけ)。今回アストロズの監督に就任したことにより、ベイカーは自身初となるワールドシリーズ制覇のチャンスを得たことになる。また、アストロズでポストシーズン進出を達成すれば、5球団でポストシーズン進出という史上初の快挙を成し遂げることになる。

最優秀監督賞を3度受賞している指揮官を支えるスタッフとして、ジョー・エスパーダは引き続きベンチコーチとしてチームに留まる見込みであることが報じられている。また、ナショナルズでベンチコーチとしてベイカーを支えたクリス・スパイアーがチームに加わることも有力視されている。最終的なコーチング・スタッフの顔ぶれは、近日中に発表されることになりそうだ。

アストロズの監督に就任することについて、ベイカーは「この機会を得られたことに心から感謝している」とコメント。「勝ち方を知っている選手がたくさんいる素晴らしいチームだ」とアストロズの印象を語った。なお、ベイカーは今年のフューチャーズ・ゲームでアメリカ選抜の監督を務める予定だったが、昨季リーグ優勝を果たしたアストロズの監督に就任したことにより、オールスター・ゲームでアメリカン・リーグの監督を務めることになった。