夜の隅田川を新たな観光名所に 隅田川橋梁群のライトアップ点灯第2弾は永代橋

暮らしに役立つ情報をお伝えするTOKYO MX(地上波9ch)の情報番組「東京インフォメーション」(毎週月―金曜、朝7:15~)。
今回は都が管理する10の橋のライトアップを東京2020大会に向け整備する一環として行っている隅田川橋梁群のライトアップ点灯第2弾についてや、都が2030年までに到達すべき17の主要な目標を定めた「ゼロエミッション東京戦略」について紹介しました。

◆永代橋のライトアップはじまる

隅田川橋梁群のライトアップ点灯第2弾として、永代橋の点灯が始まっています。

東京都は、水辺の賑わい向上や新たな観光資源としての活用を図ることを目的に、隅田川にかかる白鬚橋から築地大橋までの区間において、都が管理する10の橋のライトアップを東京2020大会に向け整備しています。

この、夜の隅田川をライトアップで美しく照らす光景は、東京の新たな観光名所として東京を訪れる国内外の方を「おもてなし」するものです。

去年、ライトアップをはじめた、駒形橋、厩橋、蔵前橋に続き、永代橋のライトアップがはじまりました。

日没の15分後から午後11時までアーチの部分は永代橋の塗装色を生かしたブルーに点灯させています。また、橋の欄干部分は、季節ごとに色彩を変える予定です。

関連リンク
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2020/01/10/19.html

都は「ゼロエミッション東京戦略」を策定しました。

(環境局 森川恭行さん)
「都は、2019年5月、世界の大都市の責務として、産業革命前からの平均気温の上昇を1.5度に抑えることを追求し、2050年にCO2排出実質ゼロに貢献する「ゼロエミッション東京」の実現を宣言いたしました。
その実現に向けたビジョンと具体的な取組、ロードマップをまとめた「ゼロエミッション東京戦略」を策定。

同時に「気候危機行動宣言」をしました。異常気象や水害などが頻発し、私たちは気候危機に直面しています。このため、都では、具体的な戦略をもって、実効性のある対策を講じるとともに、全ての都民に共感と協働を呼びかけます。
2050年にCO2排出実質ゼロを達成するためには、今後10年間が極めて重要となります。

そこで、2030年までに到達すべき17の主要な目標を定め、さらにその目標を上回るように取組を進化・加速させていきます。

例えば、地球温暖化の原因とされる化石燃料からの脱却に向けた使用エネルギーの100%脱炭素化のためには、太陽光・風力・地熱といった自然界に常に存在するエネルギーである、「再生可能エネルギー」を基幹電源とすることが必要です。
この実現のため、太陽光パネルなどの再エネ設備や蓄電池などの導入に対する補助を通して、都内産再エネ電力の地産地消を推進していきます。

さらに、走行時にCO2を排出しないゼロエミッションビークルの普及促進やプラスチックをはじめとした持続可能な資源利用、すでに起こり始めている気候変動の影響に対する適応策などを進めていきます。

皆さんもできる限り使い捨てプラスチックの使用を控えたり、使わない電気をこまめに消すなど、身近なところから実践をお願いします。詳しくは環境局のホームページをご覧ください。」

関連リンク
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2019/12/27/08.html

「地域の課題解決プロボノプロジェクト成果報告会」が開催されます。

このプロジェクトは、企業の社員などが業務経験やスキルを活かしてボランティアで町会・自治会の課題解決を支援するものです。

当日は、プロジェクトの紹介、実際の取り組み事例と成果報告の発表のほか、参加者とプロボノを実施した町会・自治会との交流会が行われます。

3月7日(土)、午後1時から、東京ウィメンズプラザホールで開催されます。

ホームページ・メール・FAXのいずれかでお申し込みください。

対象は、地域の課題解決に取組む町会・自治会の方や区市町村の町会・自治会の方、まちづくりや地域の課題解決に関心のある企業・団体・個人です。

定員は先着240人で、参加費は無料です。

関連リンク
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2020/01/15/15.html

番組名:東京インフォメーション
放送日時:毎週月―金曜 7:15~7:20
キャスター:久保井朝美、平川彩佳
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/tokyoinfo/

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