五輪ミュージアムが大盛況 入場制限の対策も

開幕まであと半年と迫る中、オリンピックの歴史や魅力を紹介する東京・新宿区にある「日本オリンピックミュージアム」は、来館者が20万人を突破するなど大盛況です。ただ、予想以上に多くの人が訪れているため、安全を確保しようと入場制限を設けるといった対策に追われています。

2019年9月にオープンしたミュージアムは、ライフル射撃やアーティスティックスイミング、陸上男子100メートルの世界記録を持つウサイン・ボルトさんの走りを体感できるなど、オリンピックの競技を最先端の技術で体験することができ、多くの家族連れで連日にぎわいを見せています。ミュージアムの外には国立競技場を背景に撮影できる五輪マークの巨大モニュメントが設けられ、多くの人が列を作って記念撮影する大人気のスポットになっています。

しかしミュージアムを悩ませているのが、予想を超える人気ぶりです。オープン以降、来館者数は徐々に増えていき、開館から5カ月で既に20万人を突破しています。今では平日におよそ3000人、休日には4000人から5000人もの人が訪れています。ミュージアムでは訪れた人たちの安全を確保するため、入場制限を設けるなどの対策を取っています。

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