TOTO、国内住設好調も海外で減益

TOTO(北九州市)は1月31日、2020年3月期第3四半期決算を発表した。売上高は前年同期比3.9%増の4491億8600万円、営業利益が1.1%減の298億6400万円、経常利益が5.2%減の310億100万円、最終利益が2.6%減の217億3400万円。海外住設事業の減益や、セラミック事業の減収などで、全体で増収減益となった。

国内住設事業は売上高6%増の3326億円、営業利益は29%増の221億円。コスト削減も進め大きな増益となった。海外住設事業は売上高が3%増の988億円、営業利益が25%減の112億円。利益は中国で28%減の76億円、北米で47%減の7億円などとなっている。

通期予想は売上高が前期比3.6%増の6070億円、営業利益が2.9%減の390億円、経常利益が9.6%減の390億円、最終利益が18.2%減の265億円となっている。

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