今週のトピックスまとめ

無料 追悼写真展を開催 須田一政の回顧展

ミヤコ・ヨシナガ・ギャラリー

ミヤコ・ヨシナガ・ギャラリーは2月29日(土)まで、須田一政(いっせい)の回顧展「人間の記憶」を開催している。入場無料。

昨年3月に逝去した写真家・須田一政さんを追悼する個展。1997年に第16回土門拳賞を受賞した、須田さんの写真集「人間の記憶」の中から、70年代後半〜90年代初頭にかけて、日本のさまざまな街で撮影された約25枚のモノクロ写真を展示。

須田さんは、67年に劇団「天井桟敷」の専属カメラマンとしてキャリアをスタート。作品はメトロポリタン写真美術館をはじめ、ヒューストン、ロサンゼルス、シカゴなど、米国内の美術館や博物館に多数収蔵されている。

開館時間は、水〜土曜日の午前11時〜午後6時。

須田一政さんの作品「京都・天橋立」(1979年) ©SUDA Issei Works, Courtesy MIYAKO YOSHINAGA, New Yorkith Me” Production Committee

【場所/問い合わせ】 24 E. 64th St. TEL: 212-268-7132 miyakoyoshinaga.com


無 料 英検にむけて説明会 面接準備とレベルを紹介

EJラーニング

EJラーニングは、2月17日(月)〜21日(金)の午前10時〜正午に、英検に向けての面接の準備と、6月の英検レベルについての紹介を行う。参加無料、事前申し込み不要。同校は、リスニング、会話、読解、語彙(ごい)、ライティングを総合的に学習するカリキュラムで、英検やTOEFLの個人指導などを行う。

【場所/問い合わせ】 136 Palmer Ave., Suite 300 Mamaroneck, NY 10543 TEL: 914-574-5916 ejlearning@live.com ejlearning.com


各種日本語クラス開催 平日夜の自分磨き

アドア・フローラル

ボンドストリートにある生花店「アドア・フローラル」は、左記日程で各種クラスを開催する。いずれも講師が日本語で行う。スナック付きで、ワインなど飲み物の持ち込みを歓迎。定員に達し次第、受付を終了する。料金詳細と申し込みは、同店ウェブサイト参照。

▽2月24日(月)午後6時30分〜=フラワーアレンジメントクラス。講師は同店オーナーのチヨミさん(120ドル、花は持ち帰り可能)▽25日(火)午後6時30分〜=アイシング・クッキークラス。講師は田中一早(かずさ)さん(85ドル)▽29日(土)午後1時〜=華道クラス。講師は三浦順子さん(120ドル、花は持ち帰り可能)。

店舗2階のイベントスペースで開催

【場所/申し込み】 53 Bond St. (bet. Bowery & Lafayette St.) theshop@adorenyc.com adorenyc.com


日本の竹工芸展を開催 別府の工芸士の実演も

ジャパン・ソサエティー

ジャパン・ソサエティーは、2月6日(木)午後6時30分〜、トークプログラム「別府竹工芸の魅力」を開催する。

優れた品種の竹や工芸品で知られる大分県別府市在住の、竹工芸の伝統工芸士である大谷健一さんと清水貴之さんが、ステージで花かご「大四海波(しかいなみ)」を作り、伝統的な竹細工の精度と技術を実演する。別府市長の長野恭紘さんと、別府市竹細工ブランド化推進事業アドバイザーを務めるセスタンテ社の中嶋吾さんも登壇。

チケットは一般15ドル、同会会員・学生・シニア12ドル。左記のウェブサイトから申し込むこと。

大分県の誇る精巧な竹細工 Tanabe Kochikusai © Hishime Hanakago

【場所/問い合わせ】 333 E. 47th St. TEL: 212-715-1258 japansociety.org


DCでバスケ観戦企画 試合前の練習見学も

ミュー・ジェン

ワシントンDCのコンサルティング会社ミュー・ジェンが、2月9日(日)午後6時〜、キャピタル・ワン・アリーナにて、NBAの八村塁選手所属のワシントンウィザーズと、ジョージワシントン大学で活躍した渡邊雄太選手所属のメンフィスグリズリーズの、グループ観戦を企画する。チケットは27ドル〜。左記特別サイトから申し込むと、試合前の練習見学、Tシャツやカルビーの「ジャガビー」進呈などの特典あり。詳細は試合の数日前に通知。

【場所】 601 F St., NW Washington, DC 20004

【問い合わせ/申し込み】 TEL: 202-297-1109 mugendc.com groupmatics.events/event/forrui


日本の劇団が当地で公演 「After Ever Happily Ever After」

仮想定規

劇団「仮想定規」は、3月4日(水)〜8日(日)に、公演「After Ever Happily Ever After」を開催する。脚本・監督は青木砂織さん。音楽はほんだまことさん。水〜土曜日は午後8時30分〜、日曜日は午後4時〜。英語字幕付き。任意寄付。下記から申し込む。

同劇団は青木さんが2016年に旗揚げした、全編オリジナルの作詞・作曲を土台としたミュージカル集団。多様なジャンルで活動してきたメンバーが、日本発信のオリジナルミュージカルを世界に届けるために結集した。スコットランド、エジンバラ、フィンドホーン、アメリカ・ニューハンプシャー州などで上演。また、海外公演のみならず、国内上演でも英語字幕つきの上演にこだわっている。団員たちは「分別のある大人が、正気でブロードウェーを目指します」と意気込みを語る。

日本を拠点とする劇団「仮想定規」は、オリジナルミュージカルを中心に活動

今回の演目は、これまでにも国外で、英語字幕付きで上演されてきた

145 6th Ave. kasoujyougi.com here.org/shows/after-ever-happily-ever-after


子供向け本の出版社の立ち上げ法 キッズコミックの関係者対象

レゾボックス

「キッズ・コミックス・ミートアップNYC」は、2月12日(水)午後7時〜9時30分、イーストビレッジのレゾボックスで、イベント「How to Start a Kids Graphic Novel Publishing Company」を開催する。起業家のマニュエル・ゴドイさんが、出版社「Black Sands Entertainment」をゼロから立ち上げて、3年以内で総収入50万ドルまでに成長した経緯を参加者と語り合う。アーティスト、作家、編集者、図書館員、書籍デザイナー、書店、書籍評論家など、子供のグラフィックノベルの出版や広報宣伝に携わる関係者は誰でも参加できる。参加費5ドル。

91 E. 3rd St./TEL: 212-598-5993/resobox.com


五輪を前に北米向け観光誘致 日本の企業・団体がブース出展

NYTトラベルショー

24日〜26日の3日間、マンハッタンのジャビッツ・コンベンション・センターで、ニューヨークタイムズ(NYT)社主催のコンベンション「ニューヨーク・タイムズ・トラベルショー」が開催された。

24日はバイヤーとメディア限定で、25日と26日は一般客にも公開された。

世界中の市町村および団体・企業が、観光誘致を目的にブースを設置。日本コーナーはJNTO(国際観光振興機構)が、欧州市場で人気だったという、金をモチーフとした巨大のれんを設置して存在感をアピールした。

夏の東京オリンピック開催を控えた今年は、東京都や神奈川県など競技が行われる都市に加え、京都府、広島県などの定番の観光地、そして愛知県や滋賀県などが「ゴールデンエリア以外の観光地」でのトータル観光プランを、北米市場にアピール。

会場では日本エリアの三つの出展ブースをまたぐスタンプラリーが開催された他、ANAは特設ブースで、VRを用いた最新ビジネスシートの紹介、JR東日本は山伏の衣装を着ての撮影会などを行った。東京都による「Tokyo Tokyo」ブースではアイスクリームも振る舞われ、長蛇の列ができた。

同トラベルショーは北米最大級の観光・貿易コンベンションで、例年3万5000人以上が来場。アジア、ヨーロッパ各国やカリブ海諸島などのブース出展に加え、ニューヨーク州アップステートやマサチューセッツ州、アリゾナ州などの国内各州も参加。来場者らにワインやチョコレートなどの特産品を振る舞い、無料航空券が当たる抽選会などを開催した。

オリンピック開催間近ということも相まって、日本コーナーは大きなにぎわいを見せた

VRを駆使したフライト体験をはじめ、食品や記念撮影、文化体験のコーナーが各ブースに登場

地元ニューヨーク州もアップステートを中心に、マンハッタンの人々に観光をアピール

次回以降の開催は、下記ウェブサイトを参照。

429 11th Ave. nyttravelshow.com

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