週明けはもう一段の寒波

季節が一気に進んで早春のような1月から一転し、2月は西高東低の冬型の気圧配置の日が続きそうです。日本海側の地方は曇りや雨・雪の日が多くなり、太平洋側の地方では概ね晴れるという、例年並みの冬の天気になりそうです。
月初めに南下する寒気は長続きせず、2月1日の夜には西からゆるんできますが、週明けにくる次の寒気は、上空約5500mで氷点下42℃以下と一冬に何度も出現しない強い寒気が南下してきます。
平年並みの寒い2月ですが、昼間の時間が日の入り時刻の遅れという形で長くなっていますので、今頃の春を「光りの春」ということがあります。気温が上昇する温度の春ももうすぐです。

気象予報士・饒村 曜

画像について:1日午前6時の天気図と衛星画像。

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