日ハム09年ドラ1中村勝、豪州で現役続行へ 「語学を勉強しながら…」

昨季まで日本ハムに所属していた中村勝【写真:荒川祐史】

“埼玉のダルビッシュ”中村は17年に右肘手術、昨季1試合登板のみでオフに戦力外通告を受けた

 前日本ハムの中村勝投手は31日、自身のインスタグラムを更新し、豪州のクラブチームで現役続行する意向を明かした。

 28歳の中村は2009年ドラフト1位で春日部共栄高から日本ハム入り。「埼玉のダルビッシュ」と注目され、1年目の10年8月11日のロッテ戦で5回3安打1失点に抑え、プロ初先発初勝利を挙げた。14年には8勝(2敗)を挙げたが、17年7月に右肘のトミー・ジョン手術。19年7月9日の楽天戦で1軍復帰したものの、3回途中6失点に終わり、オフに戦力外通告を受けた。通算9年間で60試合登板、15勝17敗、防御率4.07。

 中村はインスタグラムで豪州で自主トレしていた杉谷拳士内野手とのツーショット写真をアップ。「ご報告遅れました。次の道はオーストラリアに語学を勉強しながらあちらのクラブチームで野球も続けていきたいと思っています。いろいろ経験がしたいな、英語も話せるようになりたいなとも思っていたので難しい事だと思いますが必死に勉強していきたいと思います!」と意気込みを綴った。(Full-Count編集部)

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