「運動会」の楽しさ知って 川崎で「運動会無料体験会」

縄跳びの競技をする参加者=川崎市麻生区の市麻生スポーツセンター

 運動会の楽しさを知ってもらうイベントが1日、川崎市麻生スポーツセンター(同市麻生区)で開かれ、子どもからお年寄りまで約40人が玉入れや縄跳びなどで汗を流した。

 「運動会無料体験会」と銘打ち、会社の社内運動会をプロデュースする企業「運動会屋」(横浜市都筑区)が企画。都内や県内から広く参加してもらおうと、川崎市麻生区で開催した。

 参加者は2チームに分かれて自己紹介からスタート。開会式では、入場行進や選手宣誓も取り入れるなど「本格仕様」でプログラムが展開された。玉入れは4メートルの高さのかごを目指し、参加者が夢中で玉を投げ入れた。長縄跳びにも挑戦し、10人一組で回数を競った。

 企業に提案するために参加したという社会保険労務士の女性(45)は「思ったよりも疲れたが、玉入れは大変盛り上がりました」と振り返っていた。運動会屋の谷裕之さんは「運動会には人と人をつなぐパワーがあり、コミュニケーションの円滑化や一体感の醸成にも役立つ」と話していた。

© 株式会社神奈川新聞社