株式会社リイド社より澤江ポンプ短編集『近所の最果て』が発売された。
『近所の最果て』は約10 年に渡って商業誌、 同人誌、 pixiv、 ブログなどに描き連ねてきた作品を大ボリューム240 ページにて特別編集。 各作品への思い出や解説を著者が語るコラム、 描き下ろしイラスト、 そして最後には描き下ろし漫画も収録。 近作『パンダ探偵社』の創作に繋がっていくプロセスや、 澤江ポンプという最高なユーモアを持つ男の人柄が作品を通じて伺い知れる。 そして面白い。 大満足うけあいの短編集だ。
ハダカで笑って、 ゆっくり泣いて、 近くの遠くまで散歩しよう。 きっと大切になる10年の月日と17つの物語。
収録
『ハダカヨメ』
ひとり裸で家事を楽しむ妻。 そんな秘め事を知らぬ夫。
結婚2年目の夫婦が直面する知られざる小さな大事件。
『はっぱの人』
離婚して失意に沈む男が頭に葉っぱの生えた
店員に助けを求める。 葉と愛の発生の瞬間。
『サイコンクエスト』
ママの再婚相手が現れた。 決戦は誕生日。
パパを忘れられぬ子が勇者となる成長譚。
他、大ボリューム240 ページ
