災害発生時に情報共有 タクシー会社と逗子署が連携

タクシー会社と逗子署が協定を締結した調印式(署提供)

 神奈川県警逗子署と、逗子市内を走行するタクシー会社4社(逗子菊池タクシー、京急葉山交通、逗子葉山タクシー、富士タクシー)はこのほど、災害発生時に情報共有し、迅速な対応に生かすための協定を結んだ。

 4社の運転手が走行中に建物倒壊や崖崩れ、倒木、道路冠水などを発見した場合、無線でタクシー会社に連絡。各社は電話やファクスで署に連絡し、迅速な対応につなげる。各社が保有するタクシー計約100台が対象。署は「各社と訓練を実施し、協定の実効性を高めたい」としている。

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