第72回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドール受賞、本年度の現在アカデミー賞では作品賞、監督賞、脚本賞、編集賞、美術賞、国際長編映画賞と6部門にノミネートされているポン・ジュノ監督『パラサイト 半地下の家族』。
全員失業中の貧しい一家とIT企業を経営する裕福な社長一家という相反する2つの家族の出会いから想像を遥かに超える展開へと加速していく物語は、すでに韓国動員1,000万人突破、フランス動員170万人突破、全米でも歴代興行収入第7位、さらには日本でも韓国映画として10年ぶりに興行収入10億円を突破するなど、爆発的な盛り上がりを見せている。
その劇中で、パク社長の妻ヨンギョが家政婦に作らせて食べる「ジャージャーラーメン」が話題だ。韓国では「チャパグリ」と呼ばれ、2種類のインスタント麺を融合させた、なんともジャンキーな味が堪らない! と数年前から大流行。SNS上でも「めっちゃ美味しそう!」「食べたくなった!」「あの料理は一体なんだ!?」と大盛り上がりの「ジャージャーラーメン」の作り方が公開された。
食材はたった3つ! 8分で完成できるか!? 映画を観た人、レッツトライ!
【食材】
●牛肉 200g〜300g(高級なお肉ほど、劇中の味に近づきます)
●チャパゲティ(画像左)
●ノグリ(画像右)
●水 500ml
※「ノグリ」も「チャパゲティ」もAmazonなどオンラインショップで取り扱いあり。
【作り方】
①500mlのお湯で、ノグリとチャパゲティの麺・かやくを入れて5分ゆでる
②牛肉をサイコロ状に切って、焼く
③茹で上がった麺に、粉末スープを2種類入れる
(※ノグリの粉が辛めなのでお好みで調整を)
④よく混ぜた麺に、牛肉を入れ、付属のオリーブオイルをかける
⑤弱火で軽く馴染ませて、完成!
ジャージャー麺のインスタント「チャパゲティ」と、もちもちした麺とピリッとした味のラーメン「ノグリ」を掛け合わせた「チャパグリ」。食べ進めるほどに、食欲が刺激される味だ。
『パラサイト 半地下の家族』で、この「チャパグリ」は「ジャージャーラーメン」と日本語訳されてるが、英語訳ではこの馴染みのない料理を何とか理解してもらうべく、「ラーメン」と「うどん」を掛け合わせた造語「ramdong(ramen+udong)」と表現し、話題を呼んだというエピソードも。
世界中での爆発的ヒットに伴って、「チャパグリ」もワールドワイドな料理になるかも!?
ぜひ劇場で観た後、「チャパグリ」作りにチャレンジしてみては?