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長崎県西彼時津町浦郷の時津幼稚園(別所実穂子園長)で3日、園児と時津署員らによる「防犯豆まき会」があった。食べ物を大事にしようと、今年は園児らが新聞を丸めて作った“豆”を投げ、心の中の“鬼”を追い出した。
若手署員らでつくる劇団「継石(つぎいし)ボーイズ」が、不審者に声を掛けられたときの対処法を寸劇で紹介。園児らは「知らない人についていかない」など身を守るための大事な約束を、あらためて声に出して確認した。
その後、署員らが扮(ふん)した赤鬼、青鬼が登場。園児らは「鬼は外、福は内」と元気な声を上げ、新聞紙の豆を投げると鬼は“退散”。園児らは「(自分の中の)怖い鬼を追い出した」と満足そうだった。最後に西そのぎ商工会からお菓子のプレゼントをもらった。