ブラッド・ピット、英国アカデミー賞でブレグジットやハリー王子をスピーチのネタに

2日に行われた英国アカデミー賞で、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」助演男優賞を受賞したブラッド・ピット(56)。授賞式は欠席だったものの、代わりに読んでもらった受賞スピーチに、ブレグジットと先日王室を「離脱」したハリー王子夫妻についてのジョークを混ぜ込み、場をざわつかせた。「デーリー・ミラー」紙が伝えた。

同映画で共演したヒロイン、マーゴット・ロビー(29)が読み上げたピットのスピーチは、「やあイギリス、最近君は『独身』になったと耳にしたよ。ようこそ、シングルの世界へ」、「(EUとの)離婚調停がうまくいくことを願っているよ」と、早々にブレグジットをいじっていくスタイル。

その後、関係者や主催側へ感謝の言葉を並べた後、受賞トロフィーを「ハリー」と名付け、「米国に持ち帰ってくるのを本当に楽しみにしています」、と締めくくった。ロビーは空気を察してか、「これは私の言葉ではありませんから!」とすかさずフォローを入れた。

式典にはウィリアム王子夫妻も出席していたが、ハリー王子を使ったジョークが飛んだ時には、笑顔を作りながらもややたじたじのようだった。

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