年末年始のロードサービスは前年度比94.5%
JAF神奈川支部は、2019年度年末年始繁忙期間のロードサービスを3,257件。
連休の各日の実施件数内訳を見てみると、今年は9連休と長かったため、特に連休の始まりと終わりに救援要請が多い。その一方で、大晦日と三が日には落ち着く傾向だ。
神奈川県内のロードサービス出動理由は、1位が過放電バッテリーで52%、2位はタイヤのパンク、バースト、エアー圧不足で14%、3位は破損/劣化バッテリーで4%となっており、例年通りの故障内容TOP3となった。
故障内容別実施件数は不動の第1位「過放電バッテリー」
過放電バッテリーがJAFへの救助要請の中で常に1位となっており、自動車の高性能化は進んでいるものの、室内灯やヘッドライトの消し忘れなどのヒューマンエラーによるトラブルはなかなか減少しない。
自動車のバッテリーは車を使用していない時でも自然に放電しているため、「久しぶりに車に乗ったらバッテリーが上がっていてエンジンがかからず出発できない。」という事態に陥ってしまうこともある。
そうならないためにも、出かける際には事前にエンジンがかかるかどうかチェックしておくと安心だ。
タイヤトラブルは重大事故に直結することも・・・
タイヤのトラブルも、JAFへの救助要請が多い項目。道路上の異物を踏んでトラブルにつながったり、空気圧が規定の数値よりも低い、あるいはタイヤ自体の劣化に気づかなかったためにトラブルへ発展する場合も少なくない。
そのような事態にならないよう、整備工場などでの定期的な点検のほか、出かける際にタイヤに亀裂や損傷が無いかどうかや、いつもよりタイヤがへこんでいないかどうかなど、運転前の簡単なチェックを行い、不要なトラブルのリスクを減らすことが重要である。
クルマに乗る前には日常点検の実施を!
ロードサービスの救援要請の中には、普段から簡単な点検をしていれば未然に防げるようなクルマのトラブルも多くある。
せっかくのドライブやお出掛けを台無しにするようなトラブルに陥らないためにも、日常点検の実施を習慣化し、安全にドライブできるよう心がけることが大切だ。
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