雲仙灯りの花ぼうろ 湯のまちで光の競演 22日まで多彩なイベント

雲仙温泉街を彩る打ち上げ花火=雲仙市小浜町

 長崎県雲仙市の雲仙温泉街で、霧氷をイメージしたイルミネーションイベント「雲仙灯(あか)りの花ぼうろ」が繰り広げられている。22日まで。毎週土曜日には花火千発の打ち上げもあり、光の競演で湯のまちに輝きを添える。
 雲仙の冬の風物詩である霧氷は、地元では「花ぼうろ」と呼ばれ親しまれている。暖冬の影響が心配されたが、イベント初日の1日には妙見岳周辺で霧氷が観測され、関係者は“主役”登場にひと安心。この日は観光客らが光に包まれた温泉街を散策し、冬の花火に歓声を上げた。
 期間中、霧氷や氷の結晶をイメージしたイルミネーションを午後5時から点灯。花火は毎週土曜日午後9時から約10分間。各商店、旅館で限定メニューや入浴割引などを実施。宿泊券や特産品が当たるスタンプラリーもある。
 問い合わせは同温泉観光協会(電0957.73.2233)。

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