関西外国語大学 ラスベガスの統合型リゾートで研修、ホスピタリティを学ぶ

関西外国語大学と合同会社日本MGMリゾーツは、同大学「サービス・ホスピタリティ業界のリーダー育成プログラム」の学生を対象に、2020年2月2~15日の2週間にわたりラスベガスの統合型リゾート(IR)でホスピタリティとサービスを総合的に学ぶ「KGU×MGMエデュケーションプログラム」を実施する。

日本では、東京オリンピック・パラリンピック競技大会や大阪万博などを控え、観光・ホスピタリティ業界の人材需要が高まる一方、ホテルやリゾート施設の国際的なマネジメント経験・知見を持つ人材不足が喫緊の課題として指摘されている。

これを背景に、関西外国語大学は2018年から国内外のホテルで将来経営に携わる人材を育成する「サービス・ホスピタリティ業界のリーダー育成プログラム」を開始。マーケティングや会計などの科目を英語で受講し、国内ホテルでのインターンシップ、海外留学と海外でのインターンシップを行うことで、海外のホテル等で就労可能な英語力と知識・スキルを身に付け、将来サービス・ホスピタリティ業界でリーダーとなる人材を育成している。

今回の特別プログラム「KGU×MGMエデュケーションプログラム」は、その一環として行われる。「パーク MGM ラスベガス」など大型統合型リゾートの見学、現場で働くMGMリゾーツ社員との交流など、世界水準の「おもてなし」を体感し、国際的なサービス業務、ホスピタリティ業界における経営のノウハウを学ぶ。日本MGMリゾーツは、この研修を通じてグローバルなマインドを育む契機を提供し、日本のインバウンド観光の将来を担う高度人材の育成に貢献したいとしている。

参考:【関西外国語大学】日本の大学で初 米・ラスベガスのMGMでIRを学ぶプログラムを実施

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